足のトラブル
●○外反母趾・内反小趾○●
外反母趾:
横のアーチが低下して母趾(親指)の中足骨が内側に開き、 更に母趾(親指)の中足趾節関節が第2趾(ひとさし指)側に曲がって母趾の付ね部分が痛む前足部の変形です。
内反小趾:
横のアーチが低下して小趾(小指)の中足骨が外側に開き、第5趾(小指)の中足趾節関節が第4趾(薬指)側に曲がり、小趾の付け根部分が痛む前足部の変形です。
原 因 |
ハイヒール、先細の靴などで、前足部に負担をかけている、足に小さすぎる、大きすぎる等、自分の足型に合わない靴を履き続けることで足に部分的負荷がかかり骨格の変形につながります。 |
予 防 |
日頃からつま先のせまい靴を履かない様に気を付け、指先を広げるように
心がける事が大事です。5本指ソックスや足袋型ソックス等、親指が外に広がり易く、自由に動く靴下を履く事も予防に効果的です。 ※ただし、予防には効果的ですがすでに変形等の症状が現れている場合は専門家おご相談下さい。
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●○タコ・魚の目○●
タコ:
皮膚表面の角質層部分が、持続的な圧迫、摩擦等の刺激により厚くなった状態です。(皮膚表面の部分的角質増殖)
魚の目:
タコと同じ部分的角質増殖ですが、表面から内部に向かって角質が厚くなり硬い芯ができて痛くなります。
原 因 |
足裏の縦、横アーチが低下して部分的に荷重が増加。
・歩き方、体重のかかり方の片寄り。
・ハイヒールや幅の狭い靴などの圧迫
・外反母趾、ハンマートゥ等の足型変形 |
予 防 |
先ず、足に合った靴選びと、ヒールの高い靴をなるべく履かない事。そして、歩き方、
立ち姿勢の改善によって角質化を抑える事が出来ます。また、厚地のソックスを履く事で特定部分への摩擦や圧力を抑える事も効果的です。 ※予防の効果が無くタコや魚の目が出来てしまった場合は専門の皮膚科などの
診療を受ける事をお勧めします。 |
●○足裏・カカトのひび割れ○●
皮膚の角質層が、継続的に摩擦されて広範囲に固くなり、乾燥が進んで皮膚の伸縮性が無くなりひび割れた状態です。
原 因 |
・皮膚の水分、脂分分泌の低下。
・摩擦による皮膚の乾燥。
・不適切な手入れ(軽石などによる無理な摩擦)。
血行不良により、不要な水分が足の細胞に溜まってしまいます。 |
予 防 |
摩擦によって乾燥し硬くなってしまうのでくれぐれも軽石等でこするのは止めてなるべく保湿するように心がけましょう。保湿力に優れた素材の靴下を履くのも予防の一つです。
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●○足のむくみ○●
足のむくみがある時は足だけでなく当然、体全体の血行が悪くなっていると言えます。5本指ソックスを履いて足の血流を良くし体全体の血流を良くしましょう。
●○肌あれ○●
血行不良から新陳代謝が低下し、角質が硬くなってしまいます。硫黄性分を練り込んだ温泉繊維で角質を軟化し保湿しましょう。さらに5本指ソックスを履いて血流を良くするとより改善されます。
●○冷え性○●
血行不良による物が多く末端の血流が悪くなっているため冷えを感じます。先ず血流を良くする為、5本指ソックスの着用が効果的です。それでも改善されない場合は、体から出る水分(汗)を吸収して発熱する発熱ソックスの着用をお勧めします。
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