インタビュー

藤本コーポレーションのホームページをご覧いただきありがとうございます。

当社のことをより知っていただくために、代表取締役 藤本壮一社長と

インタビュアーとの対話形式でご紹介します。

司会: 藤本社長、本日はよろしくお願いいたします。
社長 こちらこそ、よろしくお願いいたします。
司会: まずは会社の歴史からお伺いしたいと思います。
こちらの会社は創業何年でいらっしゃいますか?
社長: 創業したのは1906年、つまり創業から100年以上で、私が4代目になります。
創業当時は官営八幡製鐵所で使用される軍手を製造していた会社なんですよ。
司会: そうなんですか!
軍手からスタートされたということですが、現在は靴下等を製造されていると伺いました。
社長は4代目でいらっしゃいますが、いつ頃から靴下製造に転換されたのでしょうか?
社長: 先代の社長、私の父ですが、3代目社長藤本寿一が洋装化に伴い、
靴下へのニーズが高まっていくという流れの中で、判断したと聞いております。
藤本壮一社長
司会: しかし、最近では輸入物の安い靴下も多く、価格競争も当たり前の時代ですよね。
そのような中で、国内一貫生産にこだわっていらっしゃる理由は何でしょうか?
社長: 確かに、海外製の靴下も多く見かけます。 もちろん、当社でもお客様の
ニーズに合わせて海外からの輸入製品も取り扱っております。

しかし、やはり日本の技術力の高さと商品の安全性を一番に守っていくために
国内での生産に力を入れていきたいのです。
まさに「お客様に良い商品をお届けしたい」その想いです。
最近では、工場の製造スタッフも若手が増え、熟練した先輩職人から技術を
学び新しい商品開発を行っています。

靴下のプログラミングは主にパソコンで行いますが、当社で使用している編機は
イタリア製のものもありますので、英語が必要な場合も多いんですよ。

やはり、北九州市八幡の工場からもっといい商品を作って、日本だけではなく
世界の方々に喜んでいただけたらと思います。

工場では職人たちの熟練された作業が行われています
司会: 社長の想い、よく伝わりました。
同時に、商品づくりで大切にされていることは何ですか?
社長: そうですね、当社の製品を使っていただいたお客様の顔を思い浮かべながら
商品づくりを行っています。

ご使用になられたお客様から「藤本コーポレーションの製品を使って良かった」
というお声をいただき、
藤本のファンになっていただくことが私たちの幸せです。
永くお客様に愛用していただけるよう、トレンドに左右されない、素材や機能に
こだわった商品を展開しているのもそのような理由からです。

そのために、新素材は積極的に製品に取り入れていきたいですし、新技術の
開発にも力を注いでいます。

素材や機能にこだわった商品づくりを心がけています
司会: ありがとうございました。
4代目に交代されて、新たな取り組みもされているようですね。
最後に、これからの藤本コーポレーションの展開について教えていただけますか?
社長: はい。
今までは、工場で製造した製品をそのまま販売するケースが多かったのですが、

ご縁で産学共同開発を行ったり、著名な先生方との商品開発を通じて
多方面への商品展開を行っております。

海外で低コスト商品を作ることも経営上必要ですが、それだけでなく
技術の継承であったり、自給率を高めることであったり、日本の製造業を
守っていくために必要なことがたくさんあると思います。
藤本コーポレーションは
もっと北九州市八幡の地から「日本の製造業は、まだまだやれる!」ということを
靴下を通じて発信していきたいと思っています。

その努力の結果、お客様から「藤本コーポレーションの製品でなければ!」と
思っていただけたらこんな嬉しいことはございません。
司会: これからも、もっともっと新しいことへチャレンジしていく藤本コーポレーションですね。
今日は貴重なお話、ありがとうございました。
社長: 次の100年に向かってこれからも頑張って参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 


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