一貫した生産体制
まずお客様からいただいた仕様書に基づいて
靴下のデザインを行っていきます。
専用のソフトでデザインしていくのですが、
1足を作るために何種類ものソフトを使用します。
イタリア製の機械で編む場合は、
英語でプログラミングしていきます。
出来上がったデータは、
すぐに製造ラインへ送られます。
作成したデータを基に、
次はいよいよ編機で編立てていきます。
当社では、先丸用のシングルシリンダー・ダブルシリンダーと5本指用の横編機で製造を行っております。
靴下を編むときには、
それぞれ役割の異なる糸を5〜6種類使用するため、
配合などの調整には職人の技と経験が必要です。
厳しい管理体制の下、編立てが行われています。
編立てられた靴下は、次にミシン室で縫製を行います。
先丸靴下はつま先上部分を、
5本指靴下は履き口部分を
それぞれ専用のミシンにて縫製します。
ここでも、1枚ずつ目視にて検品しながら
丁寧な手作業で縫製を行っております。
縫製が済んだ靴下は、アイロンをかけていきます。
先丸靴下の場合は先丸の足型、
5本指は5本指の足型、
それぞれの形に合わせて足型を選び、
縫製後の靴下を1枚ずつアイロンがけしていきます。
このアイロン機はイタリア製で、
当社が日本で初めて導入しました。
きれいにアイロンがけされた靴下を包装していきます。
お取引先様のご要望に応じて、包装形態も様々です。
ここでも、検品を行いながら包装しています。